販売系小規模事業経営と経理についてーその2

2019/11/18 ブログ

 2、    売上高の計算式は何を意味するのか?  

 

  前回のおさらいです。 

  売上高の計算式は、売上高=客数×客単価でした。

 

この計算式をサラッとではなく、よくよく見てください!

 

皆さんは何を思い浮かべましたか?

「あーすれば」、「こーすれば」、売上高が上がるとお考えになったかと思います。

 

しかし、この計算式にはご経営者様が登場しておりません。

 

単純に考えれば、この計算式から言えることは、

お客様が自分の意志で行動してお店に行き、お客様が自分の価値基準で商品の価値を評価し価格を決めた、その結果が売上高ということになります。

 

つまり、売上高とは店舗運営に対するお客様の評価総額とも言えます。

 

お客様は、いつも「このお店のこの雰囲気が好き」、「このお店のこの商品がお気に入り」など、心の拠り所を探し求め評価しているからです。

 

それでは、売上高をもう一度、原点に返って考えると、

「売上高とはお客様自身」ではないでしょうか?

 

さて、次回は、売上高計算式の構成要素を皆さんと一緒に考えてみようと思います。

 

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