販売系小規模事業経営と経理についてーその4

2019/12/16 ブログ

皆さん、こんにちは!

 

12月度は年末商戦対策で何かと忙しい時期です。

弊社もウェブ広告を出してみたところ、意外なところから反響がありました。

 

もっとも多かったのは、米国公認会計士資格試験に興味のある人たちからでした。

USCPA試験勉強と言えば、ABITUSを抜きにしては語れませんが、試験勉強をしていた当時、USCPAは数学が好きな人たちが多いのかな?と思うぐらい論理式をずいぶん使いました。

 

さて、前回の続きです。

 

売上高の計算式は何を意味するのか?ーその3

 

売上高の計算式は、「売上高=客数×客単価」でした。

今回は、USCPAらしく、売上高の構成要素の「×」を考えてみたいと思います。

 

「×」なんて、当たり前のことでしょう!と、ほとんどの方が思われたかと思います。

 

実は、日本、韓国、中国以外の国々では、ほとんどの人が算数は苦手です。海外に行かれて買物をした方は経験があるかと思いますが、おつりが合っていないこともあったのではないでしょうか?

 

それでは皆さん、電卓で掛け算を使用して売上高の目標値をたくさん計算してみてください!

 

いかがでしょうか?

売上高をいとも簡単に増やすことができたことに気づかれましたでしょうか?

 

どうしてそのような計算ができたのかと言うと、「×」は数学のマジックで根本的根拠がないからです。

わかりやすく説明すると、数学はあくまでも理想形だからです。

 

そういう意味で、USCPAは論理式を使用した数値を鵜呑みにせず、論理式を分解して再検証することを訓練しているわけです。

 

前回、「客数」とは、お客様一人一人であることを説明いたしました。

お客様が一人一人違うわけですから、どうやっても「×」ことは出来ませんね!

 

では、どうすればいいのかと言えば、たし算しかありません。

そう考えれば、お客様一人一人を大切にするわけですから、お客様との会話もはずむことと思います。

 

「×」は理想形であることを押さえておきましょう!

 

つづく

 

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